2013年3月20日水曜日

体型不好


何年も続く肩こりと首こりの症状。日本では整形外科に通って首を吊るす器具でリハビリをしてみたり、電磁波を当ててこりをとってみようとしたり、筋肉弛緩剤を注射してもらったりと様々な事を試したが、せいぜい数日の効果のみでまた元の木阿弥。それに伴う慢性的な頭痛。

中国ではマッサージ屋で何人も試してみて、結局信頼出来るの一人のマッサージ師に首の横側をマッサージしてもらう治療を週に二日ほど行い、カチカチの状態からなんとか動くという状態まで二人三脚で脱却を計るが、やはり根本治療にはなってないということで、そのマッサージ師の勧めもあり、中国医の先生に診てもらい漢方を使用して身体の内部から調整した方がいいと言われるので予約を入れてみる。

妻も少し前からその先生に見てもらっては漢方で体調を整えてもらっていたので、一緒に診療してもらう。その病院は中国医先生と西洋医学を専攻している先生の二人に同時に見てもらい、西洋医学、中国医学両方の側面から一番良い手段をとってくれるという。

脈を取りながら、べーっと出した舌の色を診て、「顔色が悪いのがねぇ」と首を傾げながらいう先生。これでやっと苦しいこり生活から脱却がはかれるかと期待を膨らませち、待った先生が発した言葉は、

「頭が大きくて、首が短い。典型的なこりの体型ですね」と・・・・

それをいったら元も子もないじゃない・・・
西洋医学、東洋医学関係ないじゃない・・・

それでも漢方を出してもらって、これは肩こりに余計悪いなと思うくらいがっくりと肩を落とし帰宅し、その後道ですれ違う人で同様の体型の人が前から来ると、きっとあの人も肩こりが激しいのだろうと想像しながら、

「体型不好人来了」と横の妻につぶやく。

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