2013年1月5日土曜日

構造改革

パートナーと今年の一年について話をする。

今年は竣工を向かえるプロジェクトは一つも無く、その代わりに現場が始まるプロジェクトがいくつかあるので、

オフィスも9年目に入り、世界で活躍する他のオフィスを参考にして、自分達で改善できるところはどこかを探す。

オフィスの構造改革。

我々3人のパートナーと、デザインや実務など得意分野に責任を持ってもらうスタッフ。彼らを専門的にサポートするチーム。プロジェクトをいくつか掛け持ってマネージメントするマネージャーとしてのスタッフと、その下でプロジェクト・アーキテクトとしてチームを纏めるスタッフ。プロジェクトを発展させていくプロジェクト・チームとそのサポートをしてくれるアドミニのスタッフ。そしてインターンのメンバー。

限られて毎日の時間を過ごす職場。ここに残ろうと思えるような環境にすることと、その為にできるだけ効率的に仕事が進み、クライアントにも満足してもらえ、スタッフにも達成感やここで働く喜びを与えられるような場を作ることが、オフィスとしての成長の何よりの課題。

口だけの「仕分け」ではなく、本気で自ら脱皮するための「仕分け」。

異なる文化圏と異なる考え方を持つ国から来ているスタッフの多くは、コロンビアやイェールといった、建築業界でトップと言ってよいような教育のバックグランドを持つ人材ばかりである。

そんな一人一人の良さを引き出し、チームとして科学反応を起こさせ、一つの有機体としてオフィスが毎日活動することを目指し、毎日の時間を過ごすことにする。

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